先日、常連のAさんから頂いた一冊の本。
「書家 石田不空の世界」
ここ磐田市で活躍する
書道家 石田さんが書かれた本です。
表紙の「i」を見て妙に惹かれて
めずらしく一気に完読!
内容は石田さんの作品の紹介、作品が出来るまでの過程、苦労や思い、
日頃の暮らしの様子などなど
普段覗く機会がないので
興味深く 読ませて頂きました。
本をくれたAさんからは、『R食堂さんと石田さんってなにか通ずるものがあるんです』と言われ、読んでみて確かに、世界は違いますが、1つの料理と1つの作品を完成させるまでの過程や思いは似ています。
そんな風に見ていてくれるAさんの言葉にも深く感謝感激でした。
また 幼い頃書道の上手い友人に憧れて何年も通った書道教室の事や
墨の香りなぞ 思い出して
いつか また筆を持ちたいな なんて思いました。
表紙の「i」は石田さんのイニシャルでもあり、
書を書く前の墨の感じを見るために ・点 -横棒 と書くのを
見方を変えて縦に置いたそうです。
私のファーストインプレッションは
「i = 愛」でした。
石田さんの書にたいする「愛」
作品を楽しむ方と繋がろうとする「 愛」
ずっと見てると 色々に見えてきます。
本を読み終わると また違う風景に見えてきます。
アートって面白いです。
皆さんには どう見えるでしょうか?
余談ですが、何年も通ってくれているAさんが
実はこの日、私の遠い親戚だと言う事が分かり
「常連のAさん」から「親戚のAさん」に替わった
驚くやら 嬉しいやらの1日でした。
この本はR食堂の書棚に置いてありますので
是非 お手にとって読んで見てください。